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「だからイージーカム、イージーゴウなんだよ」

ドア越しに男は俺に語っていた。もう既に聞き飽きる程、同じ単語ばかりを繰り返し言っていた。
聞けば簡単に手に入った物は簡単に出て行くという意味らしく、先日破局した彼女を例に、何度も繰り返していた。
当然、俺はそんな事に興味は無く「そうですね」と手元の小説に目を落としながら曖昧に返事を返していた。

「おっと。もう時間だ」

男はそう言うと、扉の鉄格子越しに見えていた帽子より下が露になった。
ドアノブを触っているのか、こちら側のドアノブがガチャガチャと小刻に揺れている、どうやら鍵を開けているようだ。
鍵が外れる音がして、扉が開いた。目の前には先程まで一方的に話していた男が立っている。
馴染みある紺色の制服に帽子、どう見てもサラリーマンではない。国民の安全と治安を守る警察官だ。そして此処は喫茶店でもなく、ましてや交番でもない。刑務所だ。
俺は善良な国民ではない。当たり前だ。善良な国民はこんな所に三年間も居ない。そう、俺は世間一般からはみだした"犯罪者"なのだ。
犯罪と言っても殺人とか横領なんて大きな物じゃなくて、只の空き巣だ。まぁ犯罪に大も小も無いが……。

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プロフィール

キイト

Author:キイト
名前 キイト(由来は特に無いです

性別 男性

年齢 二十歳以下です

これでもある球技で全国でてます。ちなみに主将。
唯一の自慢できることでした。

好きな物はバイクやゲーム。
最近ちょっとオタクに近づいてたりします。萌えー

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